メタボリックと関連タンパク質
メタボリックシンドロームについて、様々な研究結果が報告されていますが、メタボリックシンドロームと密接な関係のあるアディポネクチン(アディポとは“脂肪”という意味)と呼ばれるタンパク質の存在が発見されました。
このメタボリックシンドロームと関連しているアディポネクチンというタンパク質は、脂肪細胞が分泌している善玉のタンパク質であり、私たちの標準的な体格の人の血液中に多く存在しており、内蔵脂肪が増加すると、反対にアディポネクチンの数が減少するということがわかってきました。
脂肪細胞は、さまざまな役割をはたしていることが解ってきており、代表的な働きとして
■過剰なエネルギーの貯蔵
■色々な生理活性物質を分泌する内分泌細胞
という働きがあります。
このうち、生理活性物質については、動脈硬化を予防する「善玉」と、動脈硬化を促進する「悪玉」が存在します。
通常は、善玉と悪玉の数がバランス良く分泌されていますが、内蔵脂肪が蓄積すると、善玉のアディポサイトカインの分泌が減り、悪玉が過剰に分泌されるということがわかっています。

